
プラレールやHOゲージに比べて、Nゲージへの応用は難易度が高いです。しかし、あらゆる日本車両が揃っていて、模型人口の多いNゲージで是非作って欲しいキットですので、作例を紹介します。今回は警報機のみで遮断機を作りませんので、「第3種踏切」になります。
(1)TOMYTEC ジオコレシリーズ 情景小物001 『踏切』 |
(2)鉄道模型用LED踏切音 部品セット(Nゲージ用) |
(3)その他 |
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![]() チップLED(1608サイズ)/抵抗(1KΩ・10KΩ)/電解コンデンサ(22μF〜47μF 16V)/セラミックコンデンサ(0.1μF)/セラミック発振子(20MHz)/ICソケット(8Pin)/抵抗内蔵トランジスタ(DTC114)/三端子レギュレーター(78L05)/専用プリント基板/スピーカー(8Ω〜32Ω)/配線材 |
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解説書に従い、専用プリント基板に部品をはんだ付けします。

ペンなどで印を付け、穴を開ける位置決めを慎重に行います。警報機のランプ部分に1Φの穴を開けます。
ランプの裏側を支えになるような物を入れておくと、プラスチックに掛かる負担が軽減され、折れを防ぐことができます。
穴を開けた後、赤色の塗料が残ったままの場合は、黒色塗料もしくはペイントマーカーで塗っておきます。

ベース部分にも配線用の穴を1Φで開けます。

チップLEDに配線用のエナメル線をハンダ付けします。
チップLEDを写真のように両面テープで貼り付けて固定しておくと、LEDが飛んだりせずに安定してハンダ作業を行うことが出来ます。

チップLEDを警報機の裏側から瞬間接着剤で貼り付けます。配線はハシゴの中の方を通して目立たなくしましょう。
尚、外側から見えているエナメル線とチップLEDを黒色塗料やペイントマーカーで塗ると良いでしょう。
ベースの穴に通すと、写真のようになります。
接着剤が乾いたら、裏側を黒色塗料で隠します。(LEDの光漏れ対策には、何回か塗り重ねる必要があります)

右の配線図に従い、専用プリント基板と、スイッチ・電池スナップ・スピーカー・LEDの付いた警報機を繋いで下さい。
【7.完成】
![]() キットと接続し、LEDを点灯させている様子。(サイズ把握の為、車両を置いています) | |
![]() レイアウトに組み込んで完成です。 |
![]() Nゲージの踏み切りもここまで実感的になります。 |
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Nゲージ踏切キット 既存の踏切模型に取り付けることで、警告灯の点灯と踏切音を鳴らすことができるようになります(スイッチ制御)。Nゲージに最適な大きさのチップLED(1608サイズ/1005サイズ)とポリウレタン線のセット。 |
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Nゲージ自動踏切キット 踏切キットを模型車両の通過に合わせて自動制御できるようにしたキットです。Nゲージに最適な大きさのチップLED(1608サイズ/1005サイズ)とポリウレタン線のセット。 |
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【完成品】 Nゲージ踏切キット はんだ付け配線済みのNゲージ用踏切キット完成品です。 |